王様戦隊キングオージャーが面白過ぎてレビューを初めてみる

戦隊シリーズ

近頃キングオージャーをずっと見てます。

というかオモシロすぎます。

なんですかこれ?本当にニチアサですか?予算大丈夫ですか?

といった具合に見始めたのも随分前なんですが、もう最初っから飛ばしまくってる展開に世界観と一気にやられてしまいましたね。

ソレ以来録画を欠かさず行い、日曜の朝に見れなくても録画を見続けはや20話も過ぎていました。

本当は一話からずっと記録を残したかったんですが、ブログを作るのが遅かったのと、近頃バタバタしていて書くことができませんでした。

しかしようやくこのスケール感が凄すぎるキングオージャーの魅力についての記録を残しておこうと思います。

キングオージャーとは?

キングオージャーとはニチアサ特撮のスーパー戦隊シリーズの一つ。

放送開始日は2023年3月5日より、日曜9時30分から放送!という同じみの東映特撮でございます。

このシリーズの前は皆様御存知のドンブラザーズでして、あまりに秀逸なキャラと暴走ギリギリの脚本が素晴らしく、毎話欠かさず見させてもらいました。

さて、その大好きなドンブラザーズの放送が終了し若干のドンブラ・ロスになっていたものの、続く戦隊は面白いのだろうか?あのドンブラを超えるのだろうか?と一抹の期待と不安を胸にいだきながら、さる3月5日の初放送からドキドキしながらキングオージャーの初放送を拝見。

するとまぁ、面白いうえに、とてつもない世界観が繰り広げられるではありませんか。

物語は日本という世界を飛び出して、世界、というか異世界、というかファンタジー??

おまけに5人の王達がそろって戦隊に!?

これは戦隊版ゲームオブスローンズなのか?

それとも全く新しい特撮ドラマなのか!

スゴイぞキングオージャー!というかロボットカッコイイ!

──などなどと思いつつ本作も楽しんでしまいました。

しかし、そもそもキングオージャーの世界ってどうなってるの?と気になったので、この作品の概要について一応まとめておこうと思います。

王様戦隊キングオージャーのあらすじ

キングオージャーの世界では、5つの国と5人の王によって世界に均衡が保たれていました。

その5つの国と5人の王とは

・はじまりの国「シュゴッタム」と王のラクレス・ハスティー

・電子工学の国「ンコソパ」の王であるヤンマ・ガスト

・医療と美の国「イシャバーナ」の王ヒメノ・ラン

・国際裁判所の国「ゴッカン」の王リタ・カニスカ

・農業の国「トウフ」の王カグラギ・ディボウスキ

かれらの先祖である5人の英雄は、守護神である巨大ロボ「キングオージャー」と共に、地帝国「バグナラク」を倒すことで人類を救いました。

これにより、キングオージャーに合体する複数のシュゴット達と共に、はじまりの国であるシュゴット以下、5つの大国として世界が作られました。

それから長い平和が訪れ2000年、地下からバグナラクが復活。

シュゴッタムを含む5つの国と5人の王たちは、バグナラクへの対抗措置としてやむなく同盟を組むことになりましたが、それがシュゴッタムの王ラクレスの策略だといち早く気がついていたンコソパの王、ヤンマが反発して同盟は不成立に終わる。

しかしそこへ現れたのがシュゴッタムを襲うバグナラク。

そして、邪悪の王と名乗る謎の青年「ギラ」

ギラはシュゴッタムの国民でしたが、戦いの最中にラクレスが出陣していないことを不審に思い、王宮に向かうと、そこでラクレスの目論見を知り激怒。

ラクレスの持つ伝説の剣・・・本来王しか扱えないオージャカリバーを手に取り、クワガタオージャーに変身し、ヤンマ達と共にシュゴッタムを守るためバグナラクと戦い、ついにはキングオージャーまで操縦してしまいます。

これにより、ギラは王の反逆者として死刑宣告を受け、シュゴッタムを追放されるものの、ヤンマが匿う形でンコソパに入国。

それから、謎の青年ギラと、ヤンマ、ヒメノ、リタらの5人の王達は敵であるバグナラク、そして策謀巡らすシュゴッタムとその王であるラクレスとの壮大な戦いが始まるのでした・・・

という、なんともワクワクドキドキする世界観じゃありませんか?

戦うのも今までみたいに一般人が戦隊へ!って感じでなく、王様!

おまけに戦いは敵であるバグナラクだけでなく、シュゴッタムという大国との政治的な駆け引きなども含まれていて、なんじゃこりゃー!っていうほどスケールがでかいんです!

王様戦隊キングオージャーのスケールのデカさがスゴイ

王様戦隊キングオージャーの見どころといえば、とにかく「いやこれ本当に戦隊ですか!?」と思わずに居られないスケール感でしょうね。

前述の通り、まずはファンタジーの壮大な世界観が提示されているわけで、ここで一番ドギモを抜かれてしまいました。

まず国が5つあって、さらにその国王が戦隊ヒーローになっちゃうわけですよ。

え!いつもの喫茶店は?どこにもない!?

みたいな感想を抱いたのはきっとボクだけではなくて、その前にやってたドンブラとかゼンカイジャーみたいな「庶民派なノリ」みたいのは一切ナシ。

それどころか、みんな国王ですから・・・そりゃ国王は喫茶店で集まってダラダラ話とかしないわけですよ。

なんせみんな、それぞれの国とその国民を背負ってる。責任が重大スギル。

ってわけで、喋ってる話のスケールもまぁデカいうえにスゴい!

国が!国民が!そして世界が!という感じで、もうゲースロみたいなファンタジー大作のテンションでずっと話が続いてくんですよ。

これがもう大好きでしてね・・・みんな背負ってるものがあるぶん、真剣味がスゴイあるし、戦うことに全員チャラくないんですよね、いや、チャラいのも好きなんですけどね、巻き込まれ系の流れも好きなんですけど、このキングオージャーは戦う=国民を守る王達!っていう図式なんで、そりゃもう必死ですよ必死。

さらに、やっぱりラクレスすらなんですが、みんな国民に好かれているし、すごく王様なんですよね。

その王様達にまぎれている、唯一国民を持たぬ偽りの王がギラ。

彼だけが自分の国を持ってないし、国同士の謀略とかにも当初は関わりがなかった。

けれども、人々のために戦う元来の正義の心が彼にはあるし、もうすでに本編では明かされてるわけですが、彼だって王家の血を引くものの一人。

え!王家の血を君が!っていうこの流れ・・・くぅ・・・好きだよね、ボクも大好き。

というわけで、スケールが出かければ会話の内容もデカいしそれぞれのヒーローが背負うものも圧倒的にデカイ!とにかくデカいぞキングオージャー!

予算が心配なキングオージャーの映像美

そして今回のキングオージャーのスゴイ所が、CG滅茶苦茶使ってたり、アクションシーンがスゴイ綺麗だったりと映像面へのゆるぎない拘りを多々感じてしまう部分。

とくに戦闘の場面は妥協がまるで見られない上に、あまりにカッコイイ。

スーパースローを使うのはもちろん、スタイリッシュさ全開の王様らしい優雅さ!気品!そして猛々しさを込めた戦い!気高い!なにこの気高きアクションは!王様戦隊ヤッベーゾ!!!

とばかりに大興奮する戦いが毎度繰り広げられるわけで、そりゃもう予算の心配をしてしまう。

ただ、さらに予算の心配をしてしまうのが、本作はCGを使うシーンが滅茶苦茶多いことです。

なんせ舞台は架空の王国がひしめく地球という巨大な舞台があるわけで、ファンタジー感+SF感を前面に出すために至る場所がCGバンバンでなんかスゴイ!

という豪華な感じがありまして、こりゃまたスゴイ戦隊が始まったものだとドンブラ後遺症にそこまで悩まされずにスーっと次の戦隊に入り込めてしまいました。

すごいしっかりした戦隊ロボに興奮!

そしてキングオージャーは、しっかり戦隊ロボが主役になっている感じがして、ロボ好きにはたまらないんですよね。

戦闘の流れから入って、タイトルのキングオージャーで戦うプロセスも良いし、キングオージャーに乗って戦う・・・つまり戦隊ロボこそが「大本番!」感があってすごく良いんですよね。

それに、この物語的にもキングオージャーは主軸になっていているし、ある意味第二の主役という感じ。

さらにキングオージャーに合体するロボット達(シュゴット)もキャラ付けがしてあって良い。なんと豪華なのか!これほどに豪華絢爛な戦隊があっていいのか!と思うほどです。

キングオージャーの記事はまだまだ続く

というわけでキングオージャーに関する記事はしばらく続けようと思います。

とくに各キャラクターについてや、キングオージャーの世界や設定についても時間があればココに書き記して行こうかと思いますのでご了承ください。

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